今までは、転職時などの採用面接では、表情や声から与える印象が特に大切なことから、マスク着用は原則NGというのが常識でした。
しかし、ウィズコロナ時代のいま、マスクを着けることが生活上の基本マナー、さらには安全衛生に配慮していることを示す上でも大切なビジネスマナーとなっています。
今回は、マスク越しでも面接官とコミュニケーションを円滑にするためのコツや、マスク着用でも転職面接を成功させる5つのヒントを紹介します。
◆入室時に一言添える
面接以外にも来訪者にはマスク着用を求め、応対する社員にもマスクを着けさせている会社がほとんどです。入室して面接官との挨拶を済ませたら、冒頭で「このような時期なのでマスクをつけたままお話ししますが、聞き取りにくいなどありましたら仰ってください」と一言添えておくといいでしょう。
◆聞き返されても冷静に対応する
マスクを着けた面接では、相手の質問が聞き取りづらかったり、自分の回答を聞き返されることもしばしば。
ソーシャルディスタンスも加わり、2メートル前後離れている場合は一段と声が伝わりづらくなります。
相手に自分の話が伝わっていないのではと不安になったり、コミュニケーションが円滑に進んでいないことにフラストレーションが湧いてきてしまうこともあるでしょう。互いにマスクを着けていて、真正面を避けて斜めに座っているなどの状況では聞き返されること、聞き返すことは「当たり前」だと割り切って臨めば、聞き返されても不安に感じずに冷静に対応できます。
◆声はワントーン高く、活舌良く話す
マスクで口元がおおわれていると、普段の声が小さく聞こえてしまいます。自分が話す際には普段よりも大きめの声を心がけましょう。また、声がこもって聞き取りづらくなるため、ただ大きな声を出すだけではなくワントーン高めの声を試してみるのもいいでしょう。
活舌よく、はっきりと話すことも大切です。数字や重要なキーワードは、誤って伝わらないように、2回繰り返す、または回答を繰り返し強調するといいでしょう。また、重要なキーワードや強調したい話の前後には一呼吸おくことで、面接官が情報を理解しやすくなります。実際にマスクを着けて練習し、適切な声のトーン・大きさ、話すスピードを調整しておくことで、面接本番も緊張せずに臨めます。
◆アイコンタクトとジェスチャーを有効に使う
マスクを着用すると、口の動きや顔全体の表情が読み取りづらいのでアイコンタクトや、ジェスチャーが大切になります。 面接官からの説明や質問を聞くときはアイコンタクトを意識しましょう。
ただ、マスクで口元がおおわれて目の印象が際立っているため、ただ真剣に話を聞いているだけでも、意図せず退屈しているように見えてしまったり、睨んでいるように見えてしまうこともあるので注意が必要です。
面接だけでなく今後のコミュニケーションでもアイコンタクトは有効なので、この機会に慣れるようにしましょう。
◆マスクはできるだけ白を選ぶ
ウィズコロナのもと、マスクは面接官に安心感を与えるものになっています。清潔感を示すうえでもマスクは白(あるいはライトブルー)の無地のものを選びましょう。
布製の柄物、色のあるものは避けるのが無難です。色や柄が放つ印象のせいであなた自身の印象に影響してしまうほか、普段よりも顔の表情が伝わりづらいので会話のノイズになってしまいかねません。
女性は、マスクを着けて顔全体をみたときの眉メイク・アイメイクの印象も確認しておきましょう。プロフェッショナルかつ利発にみえながら、きつくない印象に仕上がっていれば理想的です。
いかがでしたでしょうか?
今までの面接では常識だったことが、このウィズコロナの時代ではNGになってしまったりと
転職をする上でも様々な配慮が必要になっています。
これはOK?どうなの?と疑問に思うことがもしあれば、お気軽に当社ライフサポートのコーディネーターまで
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