夜勤ができないと正社員にはなれない?

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「育休が終わったら仕事に復帰したいけど、子供がいるから夜勤はできない」

「夜勤ができないと他の職員に迷惑がかかる」

「日勤でしか働けないとパートに転向するしかない…」

上記のような理由で介護職から離れたり、パート勤務に転向するはと子育て中の方はとても多いです。

せっかく資格を取得したのに活かせないのはもったいないし、夜勤をしないだけで業務内容はパートと正社員であまり違いはないのに、満足な収入が得られないというのはもどかしいですよね。

ですが介護士を辞めてしまったり、パート勤務へ転向しなくても大丈夫!諦めてしまうのはまだ早いです!

今回は、子育て中の方が正社員のまま育児と介護士を両立できる方法について書いていきます。

介護士は未来のある仕事

介護士の給与は他の業種に比べてまだまだ安いのが現状ですが、今後上がっていくことが予想されます。

しかしまだまだ低賃金のため、介護職の人材不足は深刻な状況です。ですが今後も高齢者の人口は確実に増加していきます。

介護士の人手不足を食い止めるために政府は介護士の賃金アップに乗り出しています。その一つとして「勤続年数10年以上の介護福祉士に月額平均8万円相当の処遇改善を行う」という制度が開始されています。

別の職種に転職したり、パートに転向するよりも、介護士としてキャリアアップを重ね、更なる賃金の引き上げに期待する方が賢明ですよ。

 

夜勤ができないなら...

産育休を終えて職場に復帰しても、幼い子どもがいると夜勤をすることは困難ですよね。

しかし、正社員の介護士が夜勤をできない場合、パートへの転向を促されることがとても多いのです。

大方、夜勤をしている他の正社員との平等性を考えてのことでしょう。夜勤をしている正社員から不平不満や、クレームやが寄せられることもあるのでしょう。

しかし、それは夜勤ができない介護士に問題があるのではなく、夜勤が出来ない事情がある介護士を受け入れづらくしている施設側の体制に問題があるのです。

女性の介護士が7割を占める介護業界の人口を増やしたいのなら、給料面だけでなく介護業界全体のこのような体制の改善もするべきと考えます。

 

育児と介護士を両立させるには

子育て中の介護士は、無理矢理にでも夜勤をするか、日勤のみのパートに転向するしかないのでしょうか?

そんなことはありません!

育児と介護士を両立する方法はあります。実際に両立している介護士も大勢います。

それではその方法について紹介していきます。

家族に協力してもらう

パートナーの方や、ご両親など、ご家族に協力してもらうのが理想的ですよね。

しかしこれはなかなか難しいのが現状です。

パートナーの方がフルタイムで働いていたり、ご両親が遠方に住んでいたり、近くに住んでいても仕事をしているとお子さんをみてもらうことが出来ません。

そこでいちばんオススメな方法は

夜勤のない施設へ転職する ことです。

夜勤ができなければパートへの転向を促されたり、無理をして夜勤をしなければならない職場はさっさと辞めてしまいましょう。

ご家族との時間を大切にしながら無理なく働ける環境がいちばんです。

ホームヘルパー、デイケア、デイサービスなどは、日勤のみの勤務であることが大半ですので、正社員の介護士をあきらめなくても大丈夫!

日勤パートとして働くより、デイサービスなどの正社員として働いて固定給とボーナスを貰えるほうが断然良いと思いませんか?

転職のメリット

身体への負担が少ない

夜勤業務で腰を痛めてしまう介護士は多く、赤ちゃんを抱えることが多い子育て中の方はさらに腰痛を発症するリスクが高まります。

また日勤のみの勤務だと生活リズムが崩れず、規則正しい生活を送ることが出来るので体調を崩すことも格段に減ります。

資格取得のための時間がとれる

日勤と夜勤のローテーションの勤務だと、どうしても睡眠が不規則になってしまい、キャリアアップのための勉強しようにもなかなか体が付いてきません。

仕事から帰宅して家事と育児をこなしながら勉強もするとなると規則正しい生活はマストです。

一定の生活リズムと十分な睡眠をとれれば、勉強をする余裕も集中力も生まれます。

余計な気遣いをしなくてもいい

「わたしの代わりに夜勤やってもらって申し訳ない」と常に感じながら職場に居るのは肩身が狭いですよね。

でも、日勤のみの職場だとそんな心配もありません。

子どもとの時間が取れる

お子さんとの、ご家族との時間が十分にとれることが何よりも大切ではないでしょうか。

ご家族やプライベートの時間を大切にしながら、余裕を持って生活ができる

これが日勤のみの勤務の最大のメリットだと考えます。